#21 夏休みの終わり
「イベント制作をやってみたい」と思ったのはいつ頃からだろうと考えてみたものの、まったく思い出せない。びっくりするほど思い出せない。確実なのはバンドが好きになってからだということくらい。
もしかしたら2年くらい前にOTONOKE ROCK FESにアンテナを観に行った日からかもしれない。芸工大にいる知り合い(結果的には先輩になったけれど)(夢がある話)が実行委員として好きなバンドを呼んでいて憧れがあったのかもしれない。
それを機にわたしは芸工大、そして企画構想学科に入ることを決めたのだと思う。
2018年9月12日、「イベント制作をやってみたい」という夢が叶った日。
想像以上に苦しかった。でも、想像をはるかに超えて良い日だった。
これは出演してくれたアーティストさんのお陰でしかないんだけど、ね。
TENDER TEMPERのボーカルの萬屋さんが、今日のことを「異種混合」と表現していたのがとっても嬉しかった。
いままで出会ってきたひと、音楽、バンドの全てを肯定してもらえたような気がした。
そしてTobari、拓郎さんに出演していただいたことがなによりもわたしにとって大きかった。
QOOLANDというバンドが解散してから初の仙台。
おとのけの存在を知ったのもQOOLANDのおかげでした。それから4年、わたしは高校生から大学生、拓郎さんはQOOLANDからTobariと肩書きを変えた。
変わらず音楽が好きだし、変わらず音楽を鳴らし続けてくれていること。
通過点、交差点のような日だなって勝手に思ってた。
こんな素晴らしい日があったよ!って胸を張って言いたいところだけど、そのぶんまわりにたくさん迷惑をかけてきたのも事実で。
いっぱい怒られたし、いっぱい心配もされた。
苦しかったし、もう2度とイベント企画なんてやらない!って心から思った。
たぶんまたやっちゃうんだろうけども!笑
自分がたくさんライブハウスに足を運んできたことの証明として。
そのときはもっともっと多くの人に立ち会ってもらえるよう、頑張ります◎
6月の頭からほんっとしんどかったな。終わってよかったっていうのが本音。
つぎはOTONOKE ROCK FESです。楽しみ。