140字を飛び越えて

タイトルの通りです

#17 言葉の力を信じている

音楽を聴くこと、ライブに行くこと、本を読むこと、旅行に出かけること、映画を観ること。これがわたしの好きなことだ。

でも、それが誰にも負けない「好き」であるかどうかといったらなんだか違うような気がしてしまう。わたしより凄い人達はたくさんいるし。

 

ここ最近は「苦手なことも頑張ろう」と思える日々が続いている。新しいことを始めるにあたってちゃんと他人と連絡を取ろうと思って、業務的な連絡をするためのメールアドレスを探していたら、去年の秋ごろに書いた音源レビューを見つけた。伝えたいことと書いたことががっちりハマった感覚があった文章。今読み返すとまだまだだなあとは思うものの、書いた当時と同じ温度があって嬉しくなった。

 

 どこか悲しみを帯びたようなアサトアキラの歌声。“君はもうフロアにはいない”というワンフレーズにどれだけの思いが込められているのだろうか。
わたしたちリスナーとアーティストを繋ぐものは「音源」と「ライブハウス」の2つがある。本人が大切にしているのはきっと後者だろう。ライブハウスでしか味わえないかけがえのない時間を大切にしてほしいという願いが込められているように感じる。
 あなたがこの曲でアサトアキラと出会えたなら、ライブハウスという場所に足を運んで欲しいと心から願う。きっと彼から目が離せなくなってしまうから。どんな気持ちがこの曲に込められているか、きっとわかるはずだから。

 

これを書く前に、たまたま越谷で観たアサトサキラさんの『さよなら青春アイデンティティ』という曲のレビュー。初見での衝撃が忘れられなくて、どうしても彼の姿をライブハウスで見て欲しくて一生懸命書いた文章。

これを読んで、わたしにとって“ことば”は「誰にも負けない好き」じゃなくて「誰かと比べない好き」だなあ、とふと気がついた。

書いた後で何か反応をいただけたとかではないけれど、わたしは言葉が人の心を動かし、その心の動きが行動へとつながるということを信じてやまない。

過去に自分が大好きなバンドの歌詞に救われたように。3日前に読んだあるコピーライターの方のツイートを読んでこの記事を書こうと思ったように。

 

これから積極的に、心が動いた瞬間を言葉にしていきたい。それはTumblrhttps://nikki-to.tumblr.com/)に書いていこうと思う。良かったら気に留めていて欲しいし、あわよくば文章を書くお仕事がしたいです。どうか今後ともよろしくお願いします。